戦争の時代 異常な現象

カリフォルニア州の火災現場周辺で「放火と略奪」が拡大する中、ロサンゼルス郡は夜間外出禁止令を発令

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火災で焼き落ちたパリセーズ地区の廃墟の上にのぼる太陽

dailymail.co.uk




大規模な略奪が発生

米国のカリフォルニア州の付記数の場所で発生している大火災は、いまだに正確な被害規模もわかっていないようですが、火災そのものの被害に加えて、現地では「略奪」あるいは「放火」が頻発しているようで、様々な動画や画像が投稿されています。

そのうちのひとつの動画(以下)を見ると、結構大規模な略奪が行われているようで、治安状態が壊滅的になっている地域も多いようです。

また、ロサンゼルスのケネス地区という場所で起きた火災については、放火犯が逮捕されたと報じられていますが、逮捕された人物が、略奪などと関係しているとみられる不法移民等なのか、そうではないのかはわかっていません。

もともと、このサンフランシスコの火災は、出火元が多彩で、最初から「複数の出火場所があった」ことが、マップで示されています。

火災発生当日の最初の出火元。それぞれ数キロ離れている

Sami Loyal

ロサンゼルス郡の現状については以下のように報じられていました。


放火と略奪の混乱の中、ロサンゼルス保安官が夜間外出禁止令を宣言

"We're Not Screwing Around": LA Sheriff Declares Curfew Amid Arson & Looting Chaos
zerohedge.com 2025/01/11

ロサンゼルス郡の火災被害地域では、犯罪組織が大邸宅を略奪していると報じられている。

州兵は一体どこにいるのだろうか?

ロサンゼルス郡で、このような混乱が広がったため、ロサンゼルス郡保安官ロバート・ルナ氏はパシフィック・パリセーズ火災とイートン火災の被害を受けた地域に夜間外出禁止令を発令した。

ルナ保安官は、夜間外出禁止令は「厳格に施行される」と述べ、「我々はこれを軽視しているわけではない。すでに被害を受けている住民を不当に利用してほしくないのだ」と付け加えた。

この地域の第一の脅威は火災だったが、現在は第二の脅威といえる混乱が訪れている。

キムバリー・ヘイエク氏がエポックタイムズを通じて詳しく伝えたように、 ロサンゼルスでは市内、郡、周辺地域で複数の火災が発生し、7人の死亡が確認され、少なくとも 20人が窃盗、略奪、その他の財産犯罪で逮捕された。

1月9日朝の記者会見で、ロサンゼルス市当局はそのような行為に関与する者に対し厳重な警告を発した。

ロサンゼルス郡保安官ロバート・ルナ氏は、郡内の巡回のための通常の人員に加え、400人以上の保安官局職員が火災現場に積極的に派遣されていると述べた。

同署は略奪などの犯罪行為を防ぐため避難区域の警備を続けていると彼は述べた。

ルナ氏は、避難命令が出されている間、被災地域に留まることは軽犯罪であると明言した。個人が特定の犯罪を犯した場合、その刑罰は重罪にまで引き上げられる可能性がある。

「これらの地域のいずれかにいて、そこで暮らしているわけではない場合は、逮捕されることになるだろう」と彼は語った。

保安官は火災による死者数がさらに増える可能性を示唆し、住民に対し地元の警察や当局からの命令やガイドラインに従うよう注意を促した。

ロサンゼルス郡地方検事に新たに選出されたネイサン・ホックマン氏は、この地域に住んで 60年になるが、これほどの破壊は見たことがないと語った。

原因が特定されていないこの火災により、1万棟以上の建物が破壊され、約 18万人が避難命令を受けている。1月7日に始まり、これまでに2万9000エーカー(※ 東京ドーム約 2500個分の面積以上を焼き尽くしたこの火災は、ロサンゼルス史上最も破壊的な火災となっている。

「まるで終末のようでした」とホックマン氏は語った。「ロサンゼルスが火災、洪水、地震、暴動に見舞われた 1990年代以来、私たちの街でこのような災害が起こるのを見たことはありません」


 

ここまでです。

あと、これはまた別の話ですが、サンフランシスコの火災で焼失した住宅の多くが「火災保険に加入していない」可能性が報じられています。

カリフォルニア州では近年災害が多いために、多くの保険会社がカリフォルニア州から撤退しているそうで、保健に入るのが難しいのだそう。

なかなか悲惨な状況にもなっている今回の火災ですが、ここまで大規模な被害となると、再建や復興も簡単ではなさそうですし、地域的には、ギャング等に一時的に支配されるような地域も出るかもしれません。

米国の本当の混乱の時代が始まりそうです。







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