日本での120年に1度のスズ竹の開花。 taketora.co.jp
竹の花
中国各地で、「竹の花が次々と開花している」と米国発の中国語報道メディアが報じていました。
竹の花は、一般的に数十年から百年に一度しか咲かないとされていて、そして、花が開花すると、その竹林はすべて枯れてしまうため、不吉な前兆としてとらえられることもある現象です。
日本でも 2019年に全国各地で竹の花が次々と開花したことが報じられていまして、以下で記事にしたことがあります。
・120年に1度しか咲かない「竹の花」が日本各地で開花し続けている。そして歴史から見るこの示唆は不吉などではなく「完全なパラダイムシフト」への徴候かと
In Deep 2019年4月24日
この 2019年というのは、その後、新型コロナが出現して世界が混沌としていく年の始まりとなりました。
その前に、日本各地で竹の花が咲いたのは、2008年でした。リーマンショックなどを含めて、世界的な金融危機が発生した頃です。
2023年にも、日本各地で竹の花が開花していました。
今回の中国の報道を読みますと、中国では紀元前から「竹の開花は不吉」だとされていたことを知りまして、興味深かったこともあり、ご紹介させていただきます。
なお、フォーブス誌でさえ、2024年11月に「数十年に1度の「竹の一斉開花」は、大規模な飢饉を引き起こす」という記事を(わりと理論的な記事ですが)掲載していたこともありまして、
「竹の開花=不吉」
というのは、わりと世界的な観念なのかもしれません。
ご紹介するのは、アンチ中国共産党メディアである中国語サイトの新唐人電視台の記事ですので、最終的には、中国共産党が 2025年に崩壊する可能性がある、というものとなっていますが、これはこのメディアのいつものことですので…。
ここから記事です。
中国各地で竹の花が咲き、災害の到来を予言
中国多地竹子开花 预言大灾将至
ntdtv.com 2025/03/24
中国の古いことわざに「竹が咲いたら早く引っ越せ」というのがある。
竹の花は中国では昔から不吉な前兆とされ、大きな災害が起こる前兆とされてきた。
最近、中国各地で竹が咲くという不思議な現象が起こっている。
中国の多くの地域で竹の花が咲くのは不吉な兆候だ
四川省の成都にある王江楼公園の公式アカウントは最近、竹の開花に関する珍しいニュースを発表し、多くの市民の注目を集めた。
王江楼公園には 500種類以上の竹があるといわれており、今回開花したのは涼山竹 18株、黄麻竹 1株、麻竹 3株など。
これらの花竹は主に公園内の歌園、碧桂坊、南門、西門などに分布している。
竹は 60年ごとに根を変え、根から花が咲く。そして花から実がなる。実がなると竹は枯れて死んでしまうが、また実が落ちて新しい竹が生えてくる。
『山海経』 (紀元前3世紀頃に中国大陸で書かれた地理書)には、竹は一生に一度しか花を咲かせないと記されており、花が咲くと死ぬことが多いとある。
竹の花は竹の枝の間に芽のような節でつながって生える。竹の間には強い「テレパシー」があると言われており、1本の木が開花すると、群生して開花して枯れることが多いそうだ。(※ 訳者注 / 開花すると竹林全体が枯れるのは、テレパシーのためではなく、地中で竹林すべての竹の根がつながっているからです)
そのため、他の竹の成長を確実にするために、王江楼公園のスタッフは月末に花竹の統一的なメンテナンスを行う予定だ。枯れた竹の茎は切り落とされ、竹の切り株は掘り出され、新しい竹が植えられる。
竹の花が咲いているのは成都だけではなく、湖南省、湖北省、江蘇省などでも竹が咲くという異常現象が発生し、激しい議論を巻き起こしている。
「竹の花が咲いたら、早く引っ越せ」という古いことわざがあるように、竹の花は中国では古来より不吉なものとされてきた。
2025年の中国では奇妙な現象が頻発しており、形而上学者は「何か大きなことが起こる」と予測
2025年初頭から中国では奇妙な現象が頻発しており、形而上学者たちは何か大きなことが起こるかもしれないと予測している。
7つの惑星が並ぶ
2月28日の夕方、太陽系に水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星がほぼ一直線に並ぶ「 7つの惑星の接近」という天文現象が出現した。この天文現象は約 100年に一度発生し、古代人からは災害の前兆とみなされていた。
偉大な歴史家の記録である『天官書』(4世紀頃に星座を体系化した中国の書)によれば、7つの惑星が連続して出現することは、王朝の交代、自然災害、戦争の勃発など、歴史上の大きな出来事と関連していることが多く、王朝の突然の崩壊につながることもある。
7つの惑星が合体する現象に関して、マレーシアの有名な予言者、鄭伯建大師は、旧世界秩序が崩壊し、政権交代が頻繁に起こるだろうと予言した。
同時に、高温、嵐、洪水、地震などの現象がより頻繁に発生するようになると鄭伯建大師は述べる。
(※) これについては、「2025年2月28日頃、「土星、水星、海王星、金星、天王星、木星、火星の7つの惑星が一直線に並ぶ」現象が発生。平均で77年に1回の現象」(地球の記録 2025/02/22)で取りあげています。
ブラッドムーン
3月13日深夜から 14日早朝にかけて、天文現象「ブラッドムーン」が出現した。
旧約聖書と新約聖書では、血の月はしばしば世界の終わりの兆候として見られている。例えば、聖書のヨエル書には「血の月」について次のように記されている。
「主の大いなる恐ろしい日が来る前に、太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる」
聖書の使徒行伝には、「主の偉大で栄光に満ちた日が来る前に、太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる」と記されている。
(※) 3月13日のブラッドムーンに関しては、「 3月13日にブラッドムーン(皆既月食)が出現」という記事に書いていますが、ブラッドムーンそのものは特に珍しい現象ではありません。
中国は王朝を変えるだろうか
多くの幻視や予言は、中国で王朝の交代が起こるかもしれないことを示唆している。
2025年はヘビ年だ。唐代の高僧、黄檗は国家の運命を予言した詩を残しており、その詩は数百年の歴史を正確に予言した。
その一節には「赤鼠の時代は運命が異なり、中原の好景気はむなしく終わる。西は南軍の到来を目の当たりにし、金蛇の運命は到来と同時に終わる」とある。
これは中国共産党がヘビ年に終焉を迎えることを意味すると一般的に信じられている。
(※) この「ヘビ年にまつわる話」については、「「ヘビ年に始まり、ヘビ年に終わる」という中国の予言」という記事でご紹介しています。
イギリスの霊能者クレイグ・クレイグ・ハミルトン・パーカー氏はかつて、トランプ氏の米国大統領選出と英国の欧州連合離脱の成功を正確に予測した。彼は、2025年までに中国は大きな変化を経験し、「内戦」が勃発し、中国共産党の指導者である習近平が退位し、中国共産党が終焉すると予測した。