大雪のために住民と観光客に避難命令が出されたイタリアのロシュモレス地区。 dailymail.co.uk
世界中で雪による死者が増加中
今年は局所的に、近年には見られない大雪となっている地域が増えていまして、日本でも、2月の初旬の時点で、大雪による死者が 35人になったと報じられています。
また、アメリカでもカリフォルニア州などで雪崩による死者が出ていることが報じられています。
しかし現状では、ヨーロッパでの雪による被害が最も大きいようで、ヨーロッパ各国で 86人が雪崩などにより死亡したと伝えられています。
ヨーロッパの一部では、今後も大雪が続くと予測されている地域も多く、被害が拡大する可能性も懸念されています。
今シーズンの一部地域での異常な降雪量の理由はさまざまでしょうが、近年は「極渦」が崩壊することが多く、異常な寒気が北半球に流れ込んでくる機会も増えています。
この傾向が定着していくと、冬になるたびに一部地域で厳しい寒波や大雪に見舞われることも多くなりそうです。
英デイリーメール紙の記事です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
ヨーロッパの雪崩による死者数の増加:今年は記録的な大雪で高級スキーリゾートが雪に埋もれ、86人が雪の壁の下で亡くなり、犠牲者には少なくとも4人のイギリス人が含まれている
Europe’s mounting avalanche death toll: How 86 have already perished under unstoppable walls of snow this year with at least four Brits among victims as record downfalls bury exclusive ski resorts
dailymail.co.uk 2026/02/18
オフピステエリアでは雪崩によりスキーヤー6人が犠牲となった。
ヨーロッパの雪崩危機は深刻化しており、今シーズンは少なくとも 4人の英国人を含む 86人が死亡しており、大雪と不安定な山の状況がアルプス山脈とその周辺で大混乱を引き起こしている。
これまでの死者数はフランスが 25人で最多となっており、イタリアが 21人、オーストリアが 14人が続いた。スイスでは 9人、スペインでは 8人となっている。
スロバキアでは 4人、スロベニアでは 3人の死者が出たと報告され、アンドラでは 1人が死亡した。
犠牲者の大半は雪崩、または雪深くに埋もれた弱い層が続くことに関連する崩落に巻き込まれ、多くの場合、新雪の崩落が引き金となる。犠牲者のほとんどはゲレンデ外をスキーしていたり、奥地を移動していたりしたが、登山、クライミング、ハイキング中に亡くなった人もいる。
今シーズン、少なくとも 4人の英国人が雪崩で亡くなっている。最新の悲劇は火曜日(2月17日)に発生し、フランスのリゾート地近くでオフピステのスキーヤー 5人とガイドが雪崩に巻き込まれ、英国人男性がアルプスで死亡した。
そのわずか数日前にはフランスの高級アルプスリゾート地バルディゼールで雪崩が発生し、さらに 2人の英国人スキーヤーとフランス人 1人が死亡している。
さらに、少なくとも 3人のスキーヤーが日曜 (2月15日)朝のモンブラン山塊での雪崩に巻き込まれた。
イタリアのアルペン救助隊によると、悲劇はヴァル・ヴェニー山上部のクールマイユールにある有名なフリーライドルート、クーロワール・ベッセで発生した。
アルペン救助隊は先週月曜日、2月第 1週にイタリアの山岳地帯で過去最多の 13人のバックカントリースキーヤー、登山家、ハイカーが死亡し、うち 10人は極めて不安定な積雪が原因の雪崩で死亡したと報告した。
今月2月7日には、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催されている場所に近い山岳地帯で、オフピステでスキー中に雪崩に巻き込まれ死亡した 3人についても報告している。
今週月曜日 (2月16日)から、スイス全土とイタリア北部の一部で大雪が降り始めており、問題が深刻化する可能性がある。
極度の降雪と高まる雪崩の危険性により当局が村々を避難させ、地域全体を封鎖したことを受け、観光客はイタリアとスイスのアルプスの一部から退去するよう命じられた。
封鎖と避難が命じられたイタリアのロシュモレス地区。
地元メディアは、最大 40センチの新雪が降り、雪崩の危険性が著しく高まっていると報じている。
現在、この地域一帯に上から2番目の警報レベルが発令されており、大雪は今日も続くと予想されている。ビルト紙の報道によると、状況は特にイタリアのピエモンテ州で深刻で、州政府は観光業に依存する町ロシュモレスの速やかな避難を命じる市政令を出した。
住民と観光客の両方を含む約 40人が退去を命じられた。一部の人は自力で宿泊施設を見つけ、その他は近隣のホテルに泊まった。
降雪に加えて、ハリケーン級の強風も危険となっている。
地域環境庁によると、イタリア、チェレゾーレ・レアーレの標高 3,272メートルに位置するグラン・ヴァウダラ気象観測所で、最大時速 189キロメートルの突風が記録された。予報官は、気象状況がさらに悪化する可能性があると警告している。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});