2026年9月18日 花が咲き乱れるチリのアタカマ砂漠

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歴史的なスーパーブルーム
世界で最も乾燥した土地として知られる南米チリのアタカマ砂漠という場所があります。場所によっては、40年間まったく雨が降らなかった地域もあるような、文字通り極地以外ではこれほど乾燥したところはないような土地です。
ここは通常は完全に不毛な砂漠地帯ですが、条件が整った際に、
「砂漠に花が咲き乱れる(スーパーブルーム)」
ことがあります。
今年それが起こっています。
2026年9月23祖のAFPの報道より
エルニーニョ現象に伴う大雨により、地球上で最も乾燥した地域の一つとされる南米チリのアタカマ砂漠で花が咲き誇っている。
普段は乾燥している砂漠だが、約200種に上る植物の種子や球根が、降雨の到来をじっと待っている。南米チリ北部では最近、エルニーニョ現象の影響で激しい雨が降り、これらの植物が一斉に芽吹いた。
現在、砂漠には広大な紫色のカーペットが敷き詰められたかのような光景が広がり、ひび割れた大地からは天使のように白いつぼみが顔を覗かせている。
他の報道によれば、今年のスーパーブルームは歴史的なものとなっているようで、数多くの観光客が訪れているようです。
2026年9月18日 アタカマ砂漠を訪れる観光客

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これは、今年の夏、このアタカマ砂漠などを含む地域で、180ミリを超える「過去に記録がないほど」の降雨が観測されたことが原因のようです。
こういうことは、例年起きることではないのですが、この 10年くらいの間には何度か起きています。
最初に記事で取り上げたのは、2015年のことで、その夏に、「アタカマ砂漠の7年間分の雨が1日で降った」という大雨があり、災害ともなったのですが、その後、アタカマ砂漠には一斉に花が咲き乱れたのでした。
2015年10月29日のアタカマ砂漠

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その後、2024年の豪雨の後にも同じようにアタカマ砂漠に花が咲きまくりました。
世界で最も乾燥した土地である南米チリのアタカマ砂漠で、今年もまた「花が咲き乱れている」ことを知る。そして、改めて「水の自然災害と二酸化炭素」のことを考える
アタカマ砂漠で花が咲き乱れる条件は、以下です。
・15~ 30ミリの降雨量が必要
・土壌の下にある休眠状態の種子が栄養を吸収できるほど、地面が十分に湿った状態が保たれる
そして、今年は、この条件を大幅に上回る 180ミリ以上の雨が降ったようで、歴史的なスーパーブルームに至ったようです。
以前も書きましたけれど、極端な豪雨は、ほぼ何らかの災害となり得るものですが、そのような雨がなければ、スーパーブルームは起きないという相関にあるのは皮肉なことなのか、それが当然なことなのか。
ともかく、今年もまた世界一乾燥した土地に花が咲き乱れています。
