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4月下旬のパキスタン北部の各地が「50年ぶりの雪」に包まれる

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パキスタン北部の珍しい春の雪を伝えるメディア


Daniil UrsakyMuree Weather

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パキスタンの北部の一帯で、4月20日、「各地で大雪が降る」ということが報じられています。

冒頭の記事は、パキスタン北部のマリー(Murree)という場所の 4月20日の光景ですが、マリーの他にも、この周辺の多くの地域で、この時期として極めて珍しい雪、しかも、かなりの大雪が降ったようです。マリーという場所でのこの時期の雪は 47年ぶりということです。

下の写真は、やはりパキスタン北部のナティア・ガリという場所の 4月20日の様子で、このナティア・ガリでも、30年ぶりの雪となるのだそう。

4月20日 ナティア・ガリ


twitter.com

下はその様子が撮影された動画です。

いろいろな地名が出てきますが、この日、雪が降ったのは、下の丸の中に位置する地域です。


Google Map

何年ぶりか、ということに関しては、30年ぶりというものから 50年ぶりというものありまして、正確なところは何ともいえないですが、とても珍しいことであることは確かなようです。

地元の気象サイトに掲載された写真を見る限りは、雪の量も少なくはないです。

サイト「パキスタン・マリー・ウェザー」に掲載された4月20日の光景


Murree Weather


Murree Weather

このマリー・ウェザーのコメント欄には、地元の人たちの様々なコメントが投稿されていますが、「気候が明らかに変化してきている」というものが多いです。

今の世界は、暑い方に振れても寒いほうに振れても極端になりやすいのが特徴で、今の日本は暑いほうに上振れているようですけれど、逆に以上に寒い春を迎えている地域もたくさんあります。

今の世界の現状を見ていますと、今年も「安定しない気候と気温」が世界中で継続しそうな感じが強いです。

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