2018年3月28日 コロンビアのサンティアゴ・デ・カリにて
・La Lluvia cae sobre unas colinas de Santiago de Cali
南米では、季節的に夏から冬へと以降しようとしています。
まあ、今回ご紹介するコロンビアは、夏も冬も気温などはほとんど変化のない場所ではありますけれど、今回は、そういう地で発生した激しい豪雨をもたらたした雲についてです。
今回ご紹介するサンティアゴ・デ・カリという場所は、首都ボゴタにも近い場所にありますが、ボゴタの1年間の平均気温の変化を見ますと、このあたりの地域の気候が何となくわかります。
コロンビアの首都ボゴタの1年間の気温の推移
・ZenTech
サンティアゴ・デ・カリの場所
・Google Map
このような気温の変化の乏しい場所では、劇的な気象というのはあまり起こらないと思われるのですが、最近のコロンビアはそうではありません。
3月28日、ボゴタに近いサンティアゴ・デ・カリで、写真のようなダウンバースト的な現象が発生し、激しい集中豪雨に見舞われました。
サンティアゴ・デ・カリの「超」集中豪雨
・La Lluvia cae sobre unas colinas de Santiago de Cali
このような極端な集中豪雨がこの数日のコロンビアでは何度か発生しているようで、そのたびに局地的な洪水にも見舞われているようです。
この前々日にも、比較的近いベヨという町で、集中豪雨による唐突な鉄砲水が発生していました。
3月26日 道路が唐突に河となったコロンビアのベヨ
そして、このコロンビアのボゴタ周辺では、過去1年、不思議なものも含めて、さまざまな現象が起きています。
いくつかの象徴的なものは下のような記事でご紹介しています。
個人的に、このエリアは今、世界で最も注目すべき場所でもあります。