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アメリカで若年層の「神経疾患による死亡」が異常な上昇を示している

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humanityprojects.info




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最近のプレプリント論文により、アメリカで「若年層の神経疾患による死亡数」が 2020年から大幅に増加していることが示されています。

グラフでいえば、以下のような感じです。

青いラインが、すべての死亡数で、赤いラインが、神経疾患による死亡の推移です。

2010-2023年の米国の15歳-44歳の10万人あたりの死亡数の推移

Humanity Projects

2023年になり、アメリカでは全体の死亡数はやや減少していますが(これはこれで不思議です)、神経疾患の死亡数は、2020年以来、上昇し続けています。

2021年からではなく、2020年から増えている、というのが微妙な話ですが(ワクチンだけではなく、自然感染のスパイクタンパク質も関与している可能性を示しているかもしれないからです)、ともかく、このようなことになっているようです。

神経疾患には、ギランバレー症候群など重篤なものも含まれます。

 

もう 3年前の話ですが、「スパイクタンパク質は、MAO (モノアミン酸化酵素)と呼ばれる身体の物質に機能異常を起こす」ことが論文で示されていました。

この MAO の機能異常は多数の精神疾患と神経疾患の原因となっていることが知られています

以下の記事でふれたことがあります。

(記事)スパイクタンパク質は神経疾患や精神疾患と強く関係する「MAO」に結合するという新しい研究論文から思う、やはりやや暗い未来
 In Deep 2021年9月7日

以下はご紹介した論文にある図です。


biorxiv.org

このような過去の研究もあり、「将来的に神経疾患が増えていくのではないか」という懸念は、ワクチン接種が始まった 2021年からありました

ともかく、アメリカでも、特に若い世代の神経疾患による「死」が増え続けているようです。

論文を紹介していた記事をご紹介します。




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研究により、米国の若年成人の神経疾患による死亡率が急増していることが判明

Study Finds Alarming Surge In Deaths From Neurological Disease Among Young Adults
zerohedge.com 2024/06/25

アメリカ疾病管理予防センター (CDC) の膨大なデータに基づく最近のプレプリント研究では、

米国の神経系の健康状況について憂慮すべき状況が描かれている。

15 ~ 44歳に焦点を当てたこの研究では、神経系疾患が主な原因として、また複数の要因が寄与している中で、神経系疾患による死亡が憂慮すべきほど増加していることが示されている。

この死亡率の上昇は、特に若年成人の間で顕著であり、特に COVID-19 パンデミックを受けて、国の公衆衛生政策に重大な影響を及ぼす可能性がある。

おそらく最も懸念されるのは、この研究で、ギランバレー症候群や急性散在性脳脊髄炎などの症状を含む、COVID-19 ワクチン接種後の神経学的合併症の増加が判明したことだ

フィナンス代表のエド・ダウド氏によると、「この結果は、神経疾患による死亡率のこれまでの歴史的傾向から明らかに逸脱していることを示しているという。

 

 

調査:方法論と主な調査結果

フィナンス・テクノロジーズの研究者カルロス・アレグリア氏とユーリ・ヌネス氏は、2000年から 2023年までのさまざまな年齢層における神経疾患関連の死亡率を詳細に調査した。

彼らの研究では、神経疾患が根本的な原因である死亡(UC)と、これらの疾患が死亡診断書の複数の原因(MC)の中に記載されている場合を区別し、死亡率を基準値と比較して超過死亡を特定した。

調査の主な結果は次のとおりとなる。

・15歳から 44歳の個人における死亡の根本的な原因として報告されている神経疾患による超過死亡率は、 2020年に 4.4%、2021年に 10.0%、2022年に 9.9%、2023年に 8.1%増加し、顕著に上昇した

・複数の原因の一部としての神経疾患による超過死亡は、全体的な死亡率の上昇に追随しており、 COVID-19 による死亡も報告された死亡を除いても有意であった。

フィナンスは、「神経疾患による過剰死亡の統計的有意性の強さは非常に高く、極端な出来事とみなされ、2010年から 2019年の以前の傾向からの明らかな変化を示している」と指摘している。

COVID-19 パンデミックと神経疾患による死亡者数の増加が重なり、分析にさらなる複雑さが加わっている。これには、さまざまな医療介入や社会的混乱が、根底にある神経学的脆弱性を悪化させた可能性があるという考えも含まれる。

・注目すべきことに、この研究は、COVID-19 ワクチン接種後に重篤な神経疾患を発症するリスクが増加したことを指摘しており、特定のワクチンは前述のギランバレー症候群などの重篤な疾患のリスク増加と関連している。

・長期のコロナ後遺症の症例の中には、長期的な神経学的合併症を伴うものもある。

おそらく最も憂慮すべきは、若年層への影響だ。一般的に人生の絶頂期とみなされる 15~ 44歳の層で神経疾患による死亡が急増している。これは、若年層に不釣り合いな影響を与えている潜在的な環境的、生物学的、社会的要因について深刻な疑問を提起する。

著者たちは次のように結論づけている。

2020年、2021年、2022年、2023年の神経疾患による過剰死亡をどのように説明できるだろうか。

2020年は、ロックダウンや医療の欠如などのパンデミック管理措置に関連した健康への影響、またはストレス、運動不足、悪い食習慣、または COVID-19 自体の診断不足、または関連する副作用などの他の関連要因による死亡によって説明できる可能性がある。

しかし、2021年、2022年、2023年の神経疾患による過剰死亡率の加速は、 COVID-19 自体では説明が困難だ文献に引用されている COVID-19 ワクチン接種後の神経学的有害事象のケーススタディを考慮すると、考えられる要因の 1つは COVID-19 ワクチンの副作用である可能性がある。

 

公衆衛生への影響

これらの調査結果の意味は、若年成人人口の直接的な健康をはるかに超えて広がり、米国の医療制度が神経学的健康ニーズの潜在的な流入に対応できる準備ができているかどうか、また公衆衛生政策の抜本的な変更の必要性の可能性について深刻な疑問を提起しているとして、以下のように記している。

・神経疾患による死亡の急増を引き起こしている要因を解明するために、集中的な研究が求められている。

・公衆衛生戦略は、特に若年層を対象に、神経保健サービスと予防医療の強化に重点を置く必要があるかもしれない。

・COVID-19 が長期的な健康成果に及ぼす影響を完全に理解することは、将来のヘルスケアの取り組みを形作る上で非常に重要だ。

この研究は、潜在的な神経疾患の波がもたらす社会的影響と、ひどく準備不足の医療制度との間で懸念と検討事項を提起しており、今後数十年の健康上の優先事項を分析し、対処する必要があるだろう。

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