そして、12月12日現在、噴火中の火山の数は31に
・abc news 12月10日のメキシコのコリマ山の噴火。
今年はとても火山の噴火が多い年だったことは、
・異次元噴火 : 2016年の火山噴火の数は過去との比較で「別次元」の極端さになることがデータ上からほぼ確定。予測されるその数は平年の2倍強
2016/06/03
などの記事で記したことがありますが、その勢いがさらに激しくなりつつあるのかもしれません。
12月最初の週にかけての1週間で、世界で 11の火山が噴火していたことがわかり、また、その前の週は 19の火山が噴火していて、非常に活溌な火山活動の状況が続いていることがうかがえます。
現在(12月12日)は、世界で 31の火山が噴火中であることが、下の噴火地図によってわかります。
2016年12月11日現在、噴火している火山(赤い▲が噴火中の火山)
今回は12月最初の週にかけて噴火した 11の火山を記しておたきいと思います。
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2016年12月最初の週(11/28-12/04)にかけて噴火した火山
トゥリアルバ火山(コスタリカ):12月6日に噴火
シナブン山(インドネシア):11月30日に噴火
シベルチ山(カムチャッカ半島):11月25日から12月2日まで噴火
・sputniknews.com
レベンタドル山(エクアドル):11月30日から12月6日まで噴火
ネバド・デル・ルイス山(コロンビア):12月2日噴火
キラウエア火山(ハワイ):11月30日から12月6日まで溶岩が流出
・Kilauea
ドゥコノ山(インドネシア):11月30日から12月6日まで噴火
・regional.liputan6.com
バガーナ山(パプアニューギニア):12月3日から6日まで噴火
サバンカヤ火山(ペルー):11月30日から12月2日、12月5日から6日まで噴火
・rpp.pe
ランギラ山(パプアニューギニア):12月1日から6日まで噴火
コパウエ山(チリ - アルゼンチン国境):11月30日から12月4日までと12月6日に噴火
以上です。
この増加傾向は、これまでの状態を見ている限り、続くと考えたほうがよろしいかと思います。