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フランス全土が超悪天候に見舞われ「12時間で10万回の落雷の直撃」を受ける

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8月29日の英国の報道より


France’s 100,000 lightning strikes mapped




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この夏の欧州は、特に南部から西部にかけて、大変な熱波に見舞われていますが、その中で、フランスで 8月28日に大変な悪天候に見舞われ、

「 12時間で 10万回の落雷」

が記録されたと報じられています。

下は、その 12時間で落雷が記録された場所です。
赤いドットが落雷があった場所です。

8月28日の落雷の記録


Google Map

フランスの広範囲とスペインにかけて壮絶な悪天候に見舞われていたことがわかりますが、フランスだけで、12時間で 10万回以上の落雷が記録されたことが報告されています。

当日、フランスでは南西部の 9つの州に暴風警報が発令されましたが、フランスの気象機関は、「不要不急の外出を控えるように」と国民に勧告を出しています。落雷でこのような勧告が出るのは珍しいかもしれません。

この日の落雷の様子は、多くの SNS に投稿されていました。

8月28日 フランスのラントンで撮影された異様な雲と落雷


instagram.com

8月28日 フランスのラ・トランシュ=シュル=メールで撮影された落雷


Valentin Perrault

しかも、その悪天候の中、フランス南部では、高層上空の大気光学現象「スプライト」まで撮影されたという派手な状況でもありました。

8月28日 フランス南西部に出現した大気光学現象スプライト


Stephane Vetter

日本もここのところ関東などで毎日のように落雷が発生していますが、世界各地で、まだもう少しこのような荒れた状況は続きそうです。

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