異常な現象 疾病と感染症

スウェーデンの人気の目薬が「100%PFASで構成されている」ことが判明。目薬には脂質ナノ粒子や第四級アンモニウム塩が入っているものも多く…

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スウェーデンで一般的に市販されている目薬が「 100%、PFAS で構成されている」という報道を読みました。

日本の目薬がどうなのかはわからないですが、この目薬に関しては、

「毎日点眼すると、約 120ミリグラムの PFAS が摂取される」

のだそう。

120ミリグラムというのは、PFAS の食物や水からの最大耐容摂取量の 200万倍以上なのだとか。

目薬というのは、他にもいろいろと問題のある部分が多いものではありますが、まずはそのスウェーデンの報道をご紹介します。


その市販の目薬は100%PFASで構成されている

Receptfria ögondroppar består av 100 procent PFAS
yadagbladet.se 2025/02/19

Evo Tears ブランドの目薬は 100%PFAS物質で構成されているが、スウェーデンの薬局や眼鏡店で店頭販売されている。

PFAS は、10,000種類を超える特定物質を含む大規模で複雑な化学物質のグループだ。

プラスチック製品や衣料品から化粧品やフライパンまで、あらゆるものに使われている。分解しにくいため、永遠の化学物質と呼ばれることもある。

Evo Tears は、ドライアイの潤滑および鎮静治療薬として販売されている。それらに単一の成分(PFAS)のみが含まれているかどうかは明らかではない。

Evo Tears は、毎日点眼すると、約 120ミリグラムの PFAS が摂取される。これは、食物や水からの最大耐容摂取量の 200万倍以上だ。

「おそらく私自身は、この点眼薬は使わないでしょう」と、この点眼薬について最初に報じたスウェーデンの ETC 紙で化学教授 Tuulia Hyötyläinen 氏は述べている。

一部の PFAS には、人間と環境の両方に悪影響を及ぼす可能性のある有害物質が含まれている。

高レベルで生殖能力の低下、高血圧、肥満につながると言われている。研究では、乳児の粗大運動発達の遅れや、母乳を介した女児の ADHD との関連も示されている。

ノルウェーの研究者らは昨年、ノルウェーの子どもたちの体内にこれらの化学物質が過剰に多く含まれていると警告した。


 

ここまでです。

2020年のコロナ以来、特に環境中の PFAS は増加していると思いますが(ほぼすべての市販のマスクに PFAS が使われているため)、それはともかく、

「目薬にはいろいろな良くないものが含まれている場合が多い」

ことも事実です。

たとえば、脂質ナノ粒子であるポリソルベート80というものがありますが、これはアストラゼネカ社のコロナワクチンや、メルク社のガーダシル (子宮頸がんワクチン)などにも使われているもので、これは、

・女性の生殖機能への影響

・脳への影響

などが、かなり以前から言われています(In Deep の参考記事)。

このポリソルベート80が、日本の多くの目薬に添加されているのですね。

調べた限り、ほとんどの目薬に使われているようです。

非常に多くの「目薬」にボリソルベート80が添加されていることを知りました
BDW 2023年12月26日

 

また、「第四級アンモニウム塩」というものが使われている目薬も多いようで、それが眼の疾患と結びつく場合もあるようです。

以下の記事の中盤以降にあります。

多くの消毒剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、人間の生存に必須の「ミトコンドリア」を殺す
In Deep 2021年2月24日

ですので、まあ、本当に必要な場合は仕方ないのかもしれないですが(個人的には一度も目薬をしたことがないですので、本当に必要な場合がわからないのですが)、それほど必要がないのなら、できるだけ避けるのも得策かと思います。

なお、アメリカの調査では、「調査したすべてのコンタクトレンズから PFAS が検出された」という報道もありました。

体内に入れたり、身につけるものの選択に関しては、いろいろと大変な時代です。







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