アメリカのニュージャージー州で、「人間のような直立二足で歩く」クマが話題となっています。
人間以外の動物で、長時間、直立二足で歩くというのは、かなり珍しいことであり、その動きに興味深いものもありましたので、ご紹介しようと思います。
こちらがその動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=y6KQOsIZpSE
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このクマがいるのは、ニュージャージー州のオークリッジという場所で、この地では少し前から目撃され続けていたようですが、専門家によれば、前足(人間でいう手の部分)を負傷しているため、4足での歩行ができなくなっているのではないかということのようです。
しかし、だとすると、クマは「実は直立二足歩行でも生活できる生き物」だということになり、骨格的な意味として、人間とあまり変わらないことになりそうです。
動物が2本足で直立歩行を長時間おこなう光景というのは、予想以上に珍しいもので、たとえば、過去記事の、
・火を使って料理し、2000語の人間の言語を理解し、パックマンのパワーエサの役割を理解する霊長類「ボノボ」
2015/08/11
という記事では、「マッチで火をおこして料理をして道具を使って食べる」ことや「ビデオゲームのパックマンのルールを正確に理解して遊ぶ」ことや、「人間の言語を理解する」ことのできる「ボノボ」というチンパンジー系の動物をご紹介したことがありました。
料理をするボノボ
このようなボノボでも、歩く時は四足歩行でしたので、このニュージャージー州のクマはなかなか珍しい存在だと思います。
パッと見には「急いでいる大きな男の人」というように見えなくもないです。
ちなみに、ニュージャージー州当局は、このクマの捕獲や、施設などへの移送は許可しない方針だとのことです。