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フィジーが米国のジカウイルス警報対象国に新たに追加される。そして、そのフィジーは歴史的な大洪水のまっただ中

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2016年4月5日の米国タイムより

zika-fiji-01CDC Adds Fiji to Zika Virus Travel Warning List

 

フィジーという国がありまして、南太平洋の下の場所にある国ですが、私は二十数年前に行ったことがあります。

フィジーの場所

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fiji-map2Google Map

あくまで 20年以上前の話ですので、今は事情も違うのかもしれないですが、とにかく「のんびりとした、いい国」としか言いようのないような部分があった過ごしやすい場所でした。

また、海などの光景も素晴らしく美しい場所で、これはもう新婚旅行などにぴったりの場所とも言えます。

フィジーの海

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ところが、そんなフィジーに「ジカウイルス」の感染例が増加しているようで、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、4月4日に、アメリカ国民に対して、

「妊娠中の女性は、フィジーへの旅行を避けるように」

という勧告を出しました。

現在もなおジカウイルスが原因と見られる小頭症の赤ちゃんの症例は増加し続けていまして、これまで、CDCは、ブラジルをはじめとする南米の国々と、ハイチなどに対して、妊娠中の女性はそれらの国への渡航を避けるように勧告していましたが、ここにきてフィジーが加わったということになります。ですので、日本の方でも、妊娠されている方などは、これらのことも念頭におかれて旅行に行かれる方がよろしいかもしれません。

それにしても、南米からフィジーは相当な距離ですので、ジカウイルスの世界への拡散状況のスピードはかなりのもののようです。

ところで、そのフィジーですが、現在、サイクロンによる深刻な大洪水に見舞われていまして、その写真なども少しご紹介しておきます。

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フィジーの洪水の様子

フィジーがサイクロンの影響を受けるのは珍しいことではないのかもしれないですが、4月3日から続いている洪水は、フィジーで起きた洪水としても、かなり被害規模の大きなものとなってきています。

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国連人道問題調整事務所によれば、25万人が影響を受けているということで、そして、それ以上に深刻となりそうなのが、農業被害です。

フィジーはサトウキビ農家が多いらしいのですが、予測では、フィジーの 70%以上のサトウキビ畑が被害を受ける可能性があるとしています。

そして、やはり、ジカウイルスを媒介する「蚊」の問題があるように思います。

洪水によって、通常よりも蚊の発生しやすい状況が各地に拡大しますと、ジカウイルスの拡散がさらに強まってしまう可能性もあります。

気候の変化の影響は世界各地で顕著に出ていますが、「気候と感染症は関係する」という部分は確かにありまして、日本も含めた今の妙に暖かい状況というのは、この先を考えますと、少し不穏な感じもします。




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