地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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過去100年で最強レベルのスーパー台風ニパルタックが通過した後の台湾の光景

   

2016年7月8日の台湾の報道より

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7月8日、台湾に、スーパー台風といえる勢力を持つ台風1号(アジア名:ニパルタック)が上陸いたしました。

この台風により、3人が死亡し、142人が負傷したとのことです。

しかし、報道の写真を見ていますと、むしろ、その人的被害の数が少なく思えるほどの壮絶な被害状況が広がっています。

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台湾の台風1号通過の後の写真を少しご紹介しようと思います。

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ところで、冒頭の報道に「 17級」という言葉が出てきますが、これは台湾の台風の際の風速のレベルをあらわすものです。

最も弱い風速の 1級から、最大が「 17級超え」となっていまして、つまり、17級というのは、台湾で定められている風速の、ほぼ上限だったことがわかります。

台湾で「強烈台風」と分類されているクラス
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この「 17級」のすごさは、大きな建物自体が飛ばされそうになっていたり、各地で「車が吹き飛ばされている」ことなどからもわかります。

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また、すごいと思ったのは、一般的には、台風の時でも「屋内にいれば安心」なものですが、屋内にいたからといって安心でもないと思われるような写真がたくさんあることでした。

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2013年には、スーパー台風ハイヤンがフィリピンを襲い、6201人の死者と、1785人の行方不明者を出すという大惨事がありました。

2013年11月11日の報道より

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そして、それ以来、各国に上陸する台風の風速が非常に大きなものとなっているような感じがあります。

こういう台風でも、最大瞬間風力は、時速 90メートルくらいの世界なのですが、昨年、アメリカのマサチューセッツ工科大学( MIT )の教授らのチームが、「風速200メートル以上のスーパー台風も、いつかは起こりうる」という研究を発表したことを、

瞬間最大風速200メートルの台風やハリケーンが現実化する?:モンスター・ストームと、海底火山、小惑星の衝突の関係が MIT の研究により明らかに
In Deep 2015/10/26

という記事に書いたことがありますが、今回の台湾の台風での時速 80メートルくらいの風でも、家の中まで破壊されてしまう可能性があるというのに、時速 200メートルなどという風が吹いた場合はどうなってしまうのでしょうかね。

まあしかし、いろいろと環境は変化していくものですので、仕方ないことなののかもしれないです。

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