地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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イスラエル、シリア、パレスチナ自治区などが80年ぶりの大雪に見舞われ、中東は他の砂漠の国々も各所で歴史的な大雪となっている

   

80年ぶりのパレスチナの大雪を伝えるエジプトのメディア

24.com.eg

 

冒頭のエジプトの報道にあります「パレスチナ」というのは、狭義には、イスラエル、パレスチナ自治区、ヨルダン、レバノン、そしてシリアの一部などになり、たとえば、日本の外務省の説明では下の領域をパレスチナと呼んでいます。

外務省

このような地政学的な意味の領域はともかく、現在、このパレスチナとその周辺地域、つまり、イスラエル、パレスチナ自治区、シリアなどが、とても稀といえるほどの大雪に見舞われていることが相次いで報道されています。

また、トルコでもほぼ全土で雪が観測され、場所より大変な大雪となっていることが報じられ続けています。

2016年12月26日のトルコ・アドゥヤマンの様子

Severe Weather Turkey

気候の配置が世界の各所で異常な状態となりつつありますが、現在の中東の大雪は「 80年ぶり」という報道もあったり、あるいは、「かつてない」という表現もあり、いずれにしても、大変な気候の激変に見舞われているようです。

最近の中東各地の様子をご紹介します。

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数日前の、

サハラ砂漠で37年ぶりの「砂漠の雪」
 2016/12/22

という記事では、サハラ砂漠に観測史上で最大の量だと思われる雪が降ったことをご紹介しました。

また、12月20日からの数日間は、サウジアラビアでも砂漠に雪が積もる光景が各地で出現していたようです。

2016年12月20日のサウジアラビアの光景

 

alarabiya.net

 

内戦中のシリアでも、各地で大変な雪となっています。

シリアの廃墟に積もり続ける雪 2016年12月21日

CNN

このような中、クリスマス・イヴの 12月24日、シリアの難民キャンプで、雪によりテントが崩壊するという事案が発生し、難民の子ども2人が死亡するという出来事が報じられています。

2016年12月24日の報道より

syrianpc.com

 

現在、大体、下の青で示した領域の多くで雪が降り、場所によっては猛吹雪に至っています。

・Google Map

このあたりは、通常なら、少なくとも「大雪」が連続して降るような地域ではなく、中東地域の気候の変化がかなり大きくなっていることが伺えます。

今後このような範囲が拡大していくのか、そうではないかのは今はわかりません。

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