地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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イタリア中部地震 : 余震の回数が「5万回」を突破

   

[イタリア中部地震の余震に関する過去記事]

2016年10月23日 イタリア中部地震の余震回数が2カ月で「17000回」に達する
2017年01月23日 イタリア地震の2016年8月からの余震の数が「4万8000回」を超える

ibtimes.co.uk

昨年 8月24日にイタリア中部で発生した地震の余震(すでに余震という言い方もできなくなっている面はありますが、便宜上このように記します)の数が、2017年2月3日の時点で、52,700 回に達したことが、イタリア国立地球物理学火山学研究所(INGV)のプレスリリースで発表されていました。

2017年2月3日のINGVのリリースページより
Sequenza in Italia centrale: aggiornamento del 3 febbraio ore 11.00
 
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2016年8月24日の地震から約半年で 52700回ということは、大ざっぱに計算すると、それ以来、イタリア中部では「毎日 300回ほどの地震が起きている」ということになりそうです。

この場所は、歴史的に見れば、何度かの大きな地震があった場所とはいえ、直近では 8月24日までは「まったく地震がなかった」ことが当時の地震分布グラフからわかっていまして、2016年の8月を境に、何もかもが変わってしまった感があります。

下の図は、2016年8月24日から地震が発生した場所の「累計」図です。

・INGV

昨年の2度の大地震の震源を示した地図とあわせますと、下のようになります。

2つ大地震の震源を取り囲むように、もはや余震といっていいのかどうかわからないような非常に活溌な地震活動が継続していることがわかります。

少し前まで、この被災地は、余震だけではなく、大雪にも見舞われていました。基本的に復旧が進んでいない被害家屋などが雪に覆われる光景が広がっています。

被災地アマトリーチェの1月

ibtimes.co.uk

今後のことはわからないですが、余震の数や規模などがなかなか収まっていないということは、その活動もまだ継続している可能性が強いのかもしれません。

火山活動のことなどを含めて、イタリアは、地質的に注目される場所となりつつあります。

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