地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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イギリス南東部とフランスで「12時間に12万回の落雷」を発生させた黙示録的な悪天候

   

2017年5月30日のイギリスの報道より

The Times

その日の英国の落雷の様子

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イングランド南東部などが 5月28日、歴史的な悪天候に見舞われました。

深刻な嵐がイギリスからフランスにかけて襲い、それによる強烈な雷と豪雨がこの地域にもたらされました。

落雷の回数は、報道によれば、「 12時間で 12万回を超えた」とのこと。

BBC

この悪天候をもたらした雨雲のサイズは、イギリスのウェールズ州と同じほどのサイズを持つ巨大なもので、そのために、長い時間、非常に荒れた天候を運び続けたようです。

イギリス南東部を通過した雨雲のサイズ
A thunderstorm the size of Wales hits south east England

特に、この日の午後6時頃には「 1分間で 500回の落雷」という壮絶な落雷状況だったと報じられています。

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幸い、人的な被害は報告されませんでしたが、各地で電力網のトラブルや、落雷による火災が発生していたようです。

BBC の報道でのインタビューでは、「人生で経験した中で最も激しい嵐だった」と述べる英国人もいるなど、相当激しいものだったようで、「黙示録的」という言葉も、あながち大げさではないものかもしれません。

なお、イングランド南東部では、この日、

「落雷の中に火球が走り抜ける」

という珍しい現象も観測されていました。

火球の落雷の珍しい光景

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世界のどこでも悪天候は進んでいますが、特に「雷の増加」が著しいです。

今年はすでに、アメリカで、24時間で23万回の落雷観測されていたりします。

[関連記事]アメリカで南西部を中心に「24時間で23万回以上」の落雷が記録される (2017/04/04)

 

アメリカほど荒れた天候になることの少ないヨーロッパも、次第にその天候の激しさは増してきているようです。

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