地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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ロシア西部に襲来した数百万匹のイナゴの大群が引き起こす黙示録的な光景

   

2016年5月30日の報道より

locusts-russia-2016Express

 

ロシア連邦を構成するひとつのダゲスタン共和国が、激しいイナゴの大群の襲来に見舞われていて、農業へのダメージが懸念される他、車の通行、航空機の離着陸などの影響が出ています。

5月末の時点で、ダゲスタン共和国の 40万平方キロメートル以上にイナゴが飛び交っている状態で、冒頭の報道のように「聖書の記述のような」というような見出しがつけられている報道も見受けられます。

その様子が撮影された動画です。

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このダゲスタン共和国というのは、ロシアはロシアですが、その位置はどちらかというと、中東諸国に近いところにあります。

ダゲスタン共和国の場所
Dagestan-mapGoogla Map

 

隣国は、ロシアとの紛争の荒廃から抜け切れていないチェチェン共和国です。

このあたりでは、毎年、夏になると小規模なイナゴの被害が出るそうなのですが、今年は極端に乾燥した気候が続いたことにより、イナゴの発生数が多かったようで、例年よりもはるかに多い大群が襲来しているとのこと。

millions-locusts-swarm-russia-1Huge swarm of Moroccon locusts blacken the sky in Russian

 

イナゴは、1日に自分の体重と同じほどの重さの作物を食べることができるため、農業被害は甚大なものになりやすい傾向があります。

今年は世界各地で気候や気温がややおかしいですので、このようなイナゴの大発生は他の国や地域でも続くかもしれません。

なお、冒頭の報道にあります「聖書の記述にあるような」というのは、いくつかありますが、おそらく、旧約聖書の「出エジプト記」の記述をさしているのだと思われます。

出エジプト記 / 10章 12-15節

主はモーセに言われた。「手をエジプトの地に差し伸べ、イナゴを呼び寄せなさい。イナゴはエジプトの国を襲い、地のあらゆる草、雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすであろう。」

モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。朝になると、東風がイナゴの大群を運んで来た。イナゴは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。このようにおびただしいイナゴの大群は前にも後にもなかった。

イナゴが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。イナゴは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。

 

このようにエジプトでの大きな被害が書かれているのですが、今回のロシアのイナゴの大群も、空を覆って「地を暗く」していると報道記事に書かれてありました。

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