地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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「地球は宇宙の中にある」ことを実感させてくれるボリビア・ウユニ塩原から見た天の川銀河

   

ウユニ塩原から撮影した天の川銀河

milky-way-uyuni01Daniel Kordan

ボリビアのウユニ塩原というのは、Wikipedia の説明をお借りすれば、

ウユニ塩原はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約10,582km²の広大な塩の固まり。

という場所で、日中はたとえば下のように、その「塩」に空が映る壮大な光景となります。
 
uyuni-skyH.I.S.

そして、夜になれば、その塩は宇宙の星々を映し出すのであります。

これらの写真は、写真家ダニエル・コーダンさんが撮影した、ウユニ塩原の夜空と塩原の壮大なコラボレーションの様子です。

milky-way-uyuni02Daniel Kordan

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このボリビアのウユニ塩原でこのように素晴らしい景色が広がるのは、地面が塩のために空をの光景を反射するから、この光景が見られるというだけの理由によるものでもありません。

以前、

緑色の空の下で : 夜空はいつもさまざまな色彩に綾取られるけれど、今の世ではそれをほとんど見ることができないことが判明
In Deep 2016/06/12

という記事で書いたことがありますが、今の地球では、都市の光のために、「世界の3分の1」で、天の川銀河がまったく見られないのです。

世界人口の3分の1、天の川見られず 「光害」が影響

朝日新聞デジタル 2016/06/11

世界の人口の8割以上が街の照明などで夜空が明るくなる「光害」の影響を受けており、約3分の1は「天の川」が肉眼で見られなくなっていることが欧米の研究チームの分析でわかった。

米科学誌サイエンス・アドバンシズに論文が掲載された。研究チームは高解像度の衛星写真を分析し、各国の地域ごとに自然状態の夜空に対し、人工光による「光害」の深刻度を6段階に分類した。

その結果、天の川が見られない都市部などに住む人口は、世界全体の約3分の1。

先進国の割合が高く、米国では約8割、欧州で約6割、日本でも約7割に達した。

最も光害がひどいシンガポールでは、全土で人の目が暗いところに反応する「暗順応」が起きなくなるほどだという。

この記事にありますように、

> 米国では約8割、欧州で約6割、日本でも約7割

が天の川銀河を見ることができないのが現在の世の中でありまして、日本の7割というのは、つまりは、都市部に住んでいる人は「誰も、天の川銀河を見られない」ということで、通常の生活では星などもあまり見えないことは日々の中で実感できます。

それだけに、ボリビアのウユニ塩原のように、「空に天の川銀河が見え、それが塩の地面に反射する」という光景はものすごく稀少なものです。

milky-way-uyuni03Daniel Kordan

ウユニ塩原の場所
Uyuni-map・Google Map

もちろん、世界中には、今でも天の川銀河を見ることのできる場所は数多くありますが、日本に住む私たちの場合は、日常というわけにはいかないようです。

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