地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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南米のアマゾンの熱帯雨林の奥地で、英国ストーンヘンジと似た数百個の古代文明による巨大紋様が発見される

   

2017年2月7日の英国報道より

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地上絵の一部

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ブラジルのアマゾンの熱帯雨林の奥地で、何百もの古代の地上の紋様を含む遺跡が発見され、報道では、「ストーンヘンジのような」という形容で報じられています。

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この古代の巨大紋様を発見したのは、ブラジル、イギリス、カナダからなる国際的な考古学者のチームで、発見されたものは、1400年から 2300年前に作られたものだと推測されています。

見つかっ紋様は以下のようなものです。多くが円や四角などを描いていて、その大きさはひとつが 300 メートルほどあるという、かなり巨大なもので、それが 450個見つかったというのですから、相当に広大な人工物ではあります。

thesun.co.uk

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これらの撮影は、すべてドローンを使っておこなわれたものだそう。

今までこのような巨大な存在が見つからなかったのは、アマゾンの熱帯雨林の木々があったためで、熱帯雨林の地面は空中からでもほとんど見えなかったものが、アマゾンの森林の減少によって発見されることになったようです。

ただ、報道はどれも「ストーンヘンジのような」という形容がなされているのですが、写真を見た限りでは、「どこがストーンヘンジと似てるんだ?」としか思わなかったのですが、イギリスのストーンヘンジの積まれた巨石の周囲には円形に土が掘られているのだそうです。

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確かにこのように比較しますと、円形の地面の雰囲気はよく似ています。

考古学者たちによると、この地域の文明は約 2,500年前に出現し、この 450個にものぼるものは、おそらくは儀式に使われたものではないかとしていますが、もちろん、実際には何のためのものかはわかりません。

一方、イギリスのストーンヘンジは、約 4,000年前に建設されたとされていて、ストーンヘンジが作られた目的はいまだに不明です。

それにしても、この遺跡の不思議さと同時に「そんなにアマゾンの熱帯雨林って少なくなっているのか」と改めて思います。

下は 2015年のニュースですが、その時で以下のように書かれています。

アマゾンの森林破壊が急速に悪化。サバンナ化の可能性も

sustainablejapan.jp 2015/06/22

世界中で森林破壊が深刻化する中、つい最近までブラジルにある世界最大の熱帯雨林、アマゾンはその流れに逆らっていた。1990年から2010年で世界の熱帯雨林は62%も消滅した一方で、ブラジルでは同期間における森林破壊が急減していたのだ。その背景には規制強化や熱帯雨林跡地での大豆栽培の禁止など様々な森林保護活動があった。

しかし、そんな状況に再び暗雲が立ち込めている。米環境ジャーナルは、アマゾンの現在の状況に対する警鐘を鳴らす記事を掲載している。

同記事によると、衛星データ分析研究所による調査によって2014年8月以降、同国の森林伐採は前年比で2倍以上に急増していることが分かったという。森林破壊を後押ししているのは、畜牛用の牧草地だ。牧草地は現在森林破壊の最大の要因となっており、全体の70%近くが該当するとのことだ。

アマゾンの森林は、一日 200億トンもの水蒸気を空中に放出しており、これが気候に与えている影響は非常に大きく、南米だけにとどまらず、北米、そして世界的に気候への影響をもたらしてるそうです。近年の気候の異常のひとつの要因となっている可能性もあります。

熱帯雨林の木々に隠されていたアマゾンの遺跡が見えたことは、同時に、急激なペースでの環境の変化も語っているということのようです。

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