2016年12月11日 現地時間午後9時25分 スペイン南部
最近は火球の報道が多く、つい最近もノルウェーで火球の大きな爆発があったことをご紹介しました。
・ノルウェー上空で「満月の50倍明るい」火球の大爆発が目撃される
2016/12/11
今度は、スペインで、やはりかなり大規模の火球の大爆発が観測されました。
通過したのはスペイン南部のアンダルシア州上空ですが、スペインの多くの観測所や天文台で観測されていますので、かなり広範囲で目撃されたものと思われます。
スペイン・アンダルシア州
・Google Map
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スペイン観測所の定点カメラの映像より
火球が出現してから爆発して消滅するまでの状態は下のような感じでした。出現から消滅までの時間は約 5秒です。
スペインの火球が出現してから爆発・消滅するまで
爆発した後、色が変わっていますね。
観測所によれば、天体の速度はおよそ時速 7万2000キロで、天体の巨大さから、一部が隕石として地上に落下した可能性もあると、スペインのメディアは報じています。
それにしても、ヨーロッパでの巨大火球の目撃が異様に多くなってきていて、今後もどのようになるのかが気になります。