ミニ氷河期の到来

カナダ・オンタリオで発生した「雨氷」の光景。それは大規模な停電も引き起こしたけれど、美しい光景も醸し出して

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カナダ・オンタリオ州の雨氷

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3月26日の現地の報道より

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カナダで、「雨氷」という現象が見られました。

この現象は、Wukipedia での説明では、以下のようなものです。

雨氷(うひょう)は、0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のこと。

その特徴は「完全に透明」であることで、半透明ではないことです。

そのせいもあり、見た目はとても美しいです。

まあ、かなり厳しい気候条件でないと発生しないものではありますが。

オンタリオの3月25日の雨氷の様々な写真

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しかし、冒頭のカナダの報道にありますように、この雨氷のため、オンタリオ州で電線などが影響を受けたために、大規模な停電が起きるという自体になりました。

「雨氷での停電」というのは、停電の原因であまり想定したことのないものですが、仮に地球が寒冷化していくと、こういう原因の停電も起きやすくなるということを知るのでした。

カナダの報道をご紹介いたします。

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Happy Spring? Freezing rain causes blackouts in Ontario
MACLEAN’S 2016/03/25

幸せな春? 雨氷が原因の鼎談がオンタリオで発生

カナダ・オンタリオ州の南部とケベック州、そして大西洋側の州全体が凍結した雨である「雨氷」に見舞われたことにより、一部の地域で停電を引き起こしており、当局は気象警報を出している。

電線や木の枝が雨氷により覆われたことにより、南西オンタリオ州全体で水力発電から電気を得ている多くの住人たちが電気のない生活を強いられた。

電力会社ハイドロワン社の停電マップは、約 66,000世帯が停電となっていることを示す。

また、北トロントの住民たちに電力を供給しているパワーストリーム社は、約 16,000の企業と世帯が停電したことを示した。

カナダ環境省は、3月25日の午後までは、雨氷と強風が続くと見られると発表しており、ケベック州と大西洋側の地域の一部に警告を発令した。また、環境省は、これらの雨氷の期間が長期的なものとなるとする予測を出している。

今週の復活祭(イースター / 3月27日)は、オンタリオ州全体で、人々は氷のような気候の中で生活することになりそうだ。







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