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隕石の猛攻撃 : 最近の7年間で月に「222個の新しいクレーター」が出現していたことがアリゾナ大学の調査で判明

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2016年10月13日のロシアの天文メディアより

moon-crater-222planet-today.ru

 

ロシアのメディアを見ていましたら、上のように「この7年間で月に新たな 222個のクレーターが出現した」というような記事がありました。

読んでみますと、これは科学誌ネイチャーに発表されたアメリカのアリゾナ大学の調査によるものでした。

その原因は「隕石の衝突」によるもので、そして、これは、科学者たちの予想をかなり上回る数だったようで、つまり「月では予想以上の隕石の衝突が起きている」ということになりそうです。しかも、これはすべて「直径 10メートル以上のクレーター」だけの数ですので、さらに小さなものも数多くあるのかもしれません。

過去3年間で出現した月の新たなクレーターの数々

moon-new-craternature

 

月に数年間で200個以上のクレーターを形成するほどの隕石の衝突が激しく起こっているということは、地球にも同様の・・・というか、地球の方がはるかに惑星としての面積が広いですので、日々、相当な隕石が地球にも降り注いでいることが予想されます。

地球には大気圏がありますので、ほとんど大気圏の突入時に燃え尽きますが、大気などの保護がない場合は、毎日のように「隕石の雨が降る」という環境になるのかもしれません。

なお、調査のデータは NASA の無人の月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービターのものが使われています。

lro_2006ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)

このことを記した記事をご紹介します。

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earth-chronicles.ru

この7年間で222個の新たなクレーターが月面に現れた

月面には、それまで考えられていたよりも多くの隕石が衝突していた。

最近の推計によると、月には過去 7年間で 222個の新たなクレーターが作られていたことが判明したのだ。

小さな隕石は、定期的に月と地球を砲撃している。地球の場合は、それらの流星は通常、地表に到達する前に大気圏で燃え尽きる。

しかし、大気のない月では、隕石は月面に衝突して、それは月の表面の形に変化をおよぼす。

アリゾナ大学の科学者たちは、NASA の月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」を用いて得られたデータを分析し、この7年間に月には数百の新しいクレーターが形成されたという結論に達した。

科学者たちは 2009年の LRO の打ち上げ時から現在までの月面の 14,092枚の画像を比較し、結果として、この7年間に 10メートル以上の幅のクレーターが少なくとも 222個新しく作られていることがわかった。これは事前に科学者たちが予測していた数値より多い。

このダイナミックな現実は、将来の月面基地や入植計画に重大なリスクをもたらす可能性につながると科学者たちは指摘している。

科学者は以下のように述べた。

「私たちは、月の表面の形に大きな変化が現れるには何百万年も必要だろうと考えていましたが、現実には、たった 8万年ほどで、月の表面の形は完全に新しくなることがわかったのです」




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