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3月19日からの3日間で「複数の小惑星が連続して月より内側を通過」。すべて通過直前か通過した後に発見された模様

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2017年に「月より内側」を通過した小惑星はこれで12個目

今年 2017年は「月と地球の間」を通過していく小惑星が数多く発見されている年で、2月と3月に、それぞれ以下の記事でご紹介しました。

地球衝突コースだった小惑星 2017 EA が無事に通過。これで2017年になって「月より内側」を通過した小惑星は8個目という異例の多さ (2017/03/04)

驚異的な数の地球近傍天体の発見が続く。2017年1月だけで4つの小惑星が「月より内側」を通過 (2017/02/01)

そして、3月19日と 3月21日、またも「月より内側」を小惑星が通過しました。3月21日にいたっては、1日で2個の小惑星が連続して月より内側を通過するということになっていました。

通過したのは、下の3つの小惑星です。

03月19日 小惑星 2017 FS  地球から11万kmの地点を通過
03月21日 小惑星 2017 FN1  地球から7万kmの地点を通過
03月19日 小惑星 2017 FM1 地球から11万kmの地点を通過

(※)その後、さらに、3月17日に地球から 1万7000kmの時点を地球近傍小惑星 2017 FD3が通過していたことが 19日になってわかりました。

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小惑星 2017 FS の軌道(水色)

NASA / JPL

大きさは、それぞれとても小さなもので、

小惑星 2017 FS  7メートル
小惑星 2017 FN1 4メートル
小惑星 2017 FM1 5メートル

となっています。

このくらいの大きさの天体ですと、地球の大気圏に突入しても、その際に消滅してしまうはずで、ほとんど脅威はない大きさだといえます。

ただ、これらのすべてが、小惑星の「通過予定日が過ぎてから発表されている」ので、発見されたのは通過直前か、あるいは、「通過した後」にわかったものもあったと思われます。

2017年は、3月になってから「毎日のように」地球近傍小惑星が発見されています。下は、3月16日から 4月19日までの地球に接近する小惑星の一覧ですが、小惑星の名前に「 2017」とついているのは今年になって発見されたものです。

spaceweather.com

直前に発見されるものが多いため、この表も、時間の経過と共に、掲載される地球近傍小惑星の数がドッと増えるものと思われます。

今回のような小さな小惑星なら、どれだけ地球の近くを通過しても、人工衛星への影響の可能性はほんの少しあるかもしれませんが、地上に影響を与えることはなさそうです。しかし、上の表にもある「 1.9 キロメートル」などというようなものが唐突に出現すると、さすがに焦りそうですが。

2017年になって「月と地球の間」を通過していった小惑星をまとめておきます。

2017年1/1 – 3/21 までに月より内側を通過した小惑星

01月09日 小惑星 2017 AG13 地球から20万kmの地点を通過
01月20日 小惑星 2017 BX 地球から26万kmの地点を通過
01月30日 小惑星 2017 BH30 地球から3万kmの地点を通過
01月31日 小惑星 2017 BJ30 地球から34万kmの地点を通過
02月02日 小惑星 2017 DG16 地球から11万kmの地点を通過
02月23日 小惑星 2017 BS32 地球から15万kmの地点を通過
02月25日 小惑星 2017 DR34 地球から19万kmの地点を通過
03月02日 小惑星 2017 EA 地球から2万kmの地点を通過
03月17日 小惑星 2017 FD3  地球から1万7000kmの地点を通過
03月19日 小惑星 2017 FS  地球から11万kmの地点を通過
03月19日 小惑星 2017 FM1 地球から11万kmの地点を通過
03月21日 小惑星 2017 FN1  地球から7万kmの地点を通過




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