地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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国家非常事態レベルの干ばつでブラジル最古のダムが干上がり、400頭のカメたちの死体が広がる「カメの墓地」に

   

ブラジル・メディアの記事より

lapatilla.com

ブラジル南東部にある「ブラジルで最も古いダム」と周辺の水域が、この地域で続いている激しい干ばつのために水が完全に消滅してしまい、行き場を失った数百頭のカメたちの死体が転がっていることがブラジルで報じられています。

それらのカメの死体はすでに干からび始めているそうで、骨と甲羅が延々と乾いた大地に転がる光景が広がっています。

干からびたダムに広がるカメたちの死体

lapatilla.com

ブラジルで何が起きているのか。

 

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昨年はリオ・オリンピックもあり、華やかな面もあったブラジルですが、そのことを除けば、いろいろと問題が山積みとなっているところではありました。

今回、ダムが干上がったのは、アクデ・ド・セドゥロ(Açude do Cedro)というダムのある場所、地図では下の位置になります。

ブラジル・セアラー州アクデ・ド・セドゥロ
・Google Map

このダムは、ブラジルのセアラー州という州にありますが、このセアラー州の現状は以下のようになっています。

セアラー州の干ばつ 7割の市が非常事態に

サンパウロ新聞 2017/01/23

連邦政府は国家民間保護防衛局を通して、セアラー州の184市のうち130市について、干ばつの影響による非常事態を認めた。この数は、同州内の市の70%に相当する。

緊急事態宣言により、給水車での対応や水道管の簡易設置など、支援活動のための異なる法的システムが創設される。州民間防衛調整局によると、現在、非常事態にある同州内各市の多くが陸軍により行なわれている給水車活動によるサービスを受けており、農村部にも提供されている。

州内の貯水池の状況は厳しく、水資源管理公社により監視されている153カ所のダムのうち、34カ所では0%に達しているという。

ということで、この地域では、

> 153カ所のダムのうち、34カ所では0%に達している

ということになっているとのことでして、このカメたちが死亡したダムも、貯水率0%の中に入っているのかもしれません。

2015年の写真と、今年 1月のアクデ・ド・セドゥロのダムの状況写真で比べてみますと、下のようになっています。

2015年のアクデ・ド・セドゥロ

brasil247.com

 

2017年1月のアクデ・ド・セドゥロ

Google

lapatilla.com

この地域は、すでに5年間も干ばつが続いており、それがさらに加速してきているようです。

ブラジル気象局の長期予想では、今年は平年並みの雨量が期待できるということですが、実際にどうなるのかは誰にもわかりません。

南米では、現在、さまざまな場所で、森林火災(チリ、アルゼンチンなど)、洪水(アルゼンチンなど)、干ばつ(ブラジルなど)、猛暑(チリなど)、寒波(ベルーなど)、大雪(ベルーなど)などいろいろな気象が出現していまして、そのどれもがとても激しく感じます。

もちろん南米だけではないですが、自然の条件はますます厳しさを増しています。

それらに比べると、日本は比較的穏やかなほうだと思いますが、やはりこの先のことは誰にもわかりません。

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